2024年02月08日 09:24更新
今年1月、アメリカ ラスベガスで開かれた食品展示会で、妙高市の企業3社がみそや調味料、菓子をアピールしました。展示会のあと3社にはアメリカのレストランなどから問い合わせがあり、3社では「手応えがあった」としてアメリカでの販売に期待を寄せています。
ラスベガスの食品展示会「ウィンターファンシーフードショー2024」に出展したのは、みそを製造する「太田醸造」、辛味調味料の「かんずり」、そして和洋菓子店の「東京堂」の3社です。出展は新井商工会議所の協力のもと初めて実現しました。
展示会は1月21日(日)から3日間開かれ、アメリカの食品会社を中心に1068社のブースが並びました。
このうち日本からは妙高市の3社を含む40社が、食品卸業者やレストラン関係者などに自慢の商品をアピールしました。妙高市の3社は、みそ汁、かんずりをつけた焼き肉、かりんとうまんじゅうの試食を用意して商談に臨みました。展示会には3日間で合計1万3000人が来場しました。
太田醸造
「ラスベガスの日本食レストランから話す機会をもらった。みそは浸透していないと思っていたが大手がアメリカに工場進出している。少量でいいものを扱うスーパーや日本食レストランに使ってもらえるよう話を進めていければ」
展示会のあと、3社にはアメリカの日本食レストラン・グループや機内食を扱う会社から問合せがあったということです。
かんずり
「ホテル内レストランで使ってもらえる話があった。業務用で量を安定させて供給したい」
6日(火)は3社の関係者などが妙高市役所を訪れ、城戸市長に展示会の手ごたえを報告しました。
新井商工会議所 中小企業相談所 鈴木陽一所長
「(今後)アメリカでの取引の枠を広げる継続支援を行う。アメリカにチャレンジしたい企業から国際基準で戦える事業所を輩出したい」
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