2024年02月01日 09:36更新
オリジナル動画で文化継承!
浦川原区に古くから伝わる雅楽や太鼓演奏などの伝統文化を守り後世に伝えていこうと、上越市立浦川原中学校の1年生が伝統文化の紹介動画を制作しています。
浦川原中学校の1年生22人は、地元の伝統文化について学んでいます。去年11月には実際に地元に受け継がれている飯室神楽、月影雅楽、保倉川太鼓を体験しました。その中で生徒は継承者や資金が不足しているなどの現状を知り、動画を制作して伝統文化をPRすることにしました。
動画は3か月ほどかけて作り30日(火)は体験学習でお世話になった関係者を招いてお披露目しました。この後、生徒は保存会のメンバーと一緒に伝統芸能を守っていくために、何ができるのか?どうしていくべきか?意見交換しました。
生徒は、今回出た意見を基に動画に改善を加え今年3月までの完成を目指します。完成した動画は浦川原区の総合事務所のホームページで公開されることになっています。
生徒
「飯室神楽 自体知らなかった。良い所を発表しないと続けていく人が少なくなり伝統がなくなる」
「浦川原にこんな伝統文化があると思っていなかった。興味深い。自分たちが体験したことを宣伝する考えがなかった。たくさん生かしていきたい」
飯室神楽保存会 山本輝 会長
「私たちがあまり感じていない目線。新鮮に聞いていた。どうやったらつなげていけるかをじっくり考えてもらえる生徒になってくれたら」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.