2024年01月17日 17:14更新
能登半島地震の影響で妙高市の赤倉温泉スキー場では、被害はなかったものの国内の団体客から予約のキャンセルが相次いでいます。スキー場によりますと、来場者は例年と比べ、2割ほど減っているということです。
赤倉温泉スキー場です。先週からまとまった雪が降り、多くのインバウンドや県内外の人が、青空が広がるゲレンデでパウダースノーを楽しんでいました。17日(水)の積雪はゲレンデ中腹で2メートル20センチです。
シンガポールから
「きょうは悪くない、きのうは雪だったからたくさん雪があった。いい眺め、山が見える」
オーストラリアから
「ずばらしい。ちょうど滑っているところ、とても楽しい」
「日本の雪は良い」
神奈川県から
「雪質が良くて最高」
赤倉温泉スキー場によりますと、今シーズンは雪不足のためオープンしたのは先月23日で、予定より1週間遅れました。その後、昨年末にまとまった雪が降り、スキー場では正月と今月の3連休に多くの人が訪れると期待していました。しかし、能登半島地震の影響で今月1日以降、関東方面など国内の団体客から予約のキャンセルが相次ぎました。来場者は例年より2割ほど少ないということです。
赤倉温泉スキー場 秋葉亮稔 副支配人
「『地震が心配』や交通機関のマヒもあり、例年と比べて来場者が減った。関東からは北陸というくくりで見られる傾向がある。今も予約キャンセルは続いている」
スキー場では当面雪不足の心配はないとして、これから来場者が増えることに期待しています。
赤倉温泉スキー場 秋葉亮稔 副支配人
「いい雪がどっさりと降った。赤倉の天然雪、ふかふかパウダーを打ち出して、お客さんに戻ってきてもらえるよういいゲレンデを作っていきたい」
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