2024年01月13日 10:54更新

小正月の縁起物「ちんころ」が上越市吉川区の小浜屋菓子店で販売されています。今年の干支「たつ」には、「悪い流れをたち切る」よう願いが込められています。

小浜屋菓子店では毎年この時期にちんころを販売しています。ちんころは、うるち米の粉を練って干支などの動物にかたどった小正月の縁起物です。

今年は干支の「たつ」に加え、さるぼぼ、イヌ、ウサギ、鳥の5種類です。大きさはいずれも3センチほどで、形作ったあと、蒸して、冷まして完成です。

店主の中村崇さんを含め家族3人でひとつひとつ手作りしています。

店主 中村崇さん
「今年は正月から大変な地震。（干支の『たつ』は）悪い流れを断ち切りこれからいい年に運気が上がるよう願って作っている」

小浜屋菓子店によりますと、五穀豊穣や安産祈願のほか、合格祈願にちんころを買い求める人もいるということです。

店主 中村崇さん
「気持ちが穏やかに、癒やしのひとつとしてちんころを飾って楽しんでもらえたら」

 ちんころは1パック5個入りで税込み1500円。今月25日まで販売されます。予約などは小浜屋菓子店までお問い合わせください。

■問い合せ：小浜屋菓子店 ℡ 025-548-2020