2023年12月29日 20:19更新
プロ野球、埼玉西武ライオンズの滝澤夏央選手(20)が地元の上越市に戻り、来シーズン再び1軍に戻るための筋力トレーニングに励んでいます。滝澤選手にとっては、地元で頼もしい助っ人との出会いがあったようです。
滝澤選手上越市出身で関根学園高校を卒業後、2年前埼玉西武ライオンズに入団しました。現在、シーズンオフに合わせて上越市に戻り、トレーニングジムで体づくりに励んでいます。
滝澤夏央選手
「まずはけがをしない体づくりが大事。1年間戦う体力が一番。レベルアップしたい」
今シーズンは1軍で16試合に出場し、プロ初ホームランを打ちました。しかし、1年目と比べ1軍での出場は3分の1に減り、悔しい思いをしました。
そうした中、地元で貴重な出会いがありました。理学療法士の岡崎優さんです。岡崎さん自身も元高校球児ということで、滝澤選手と意気投合、野球人に必要な筋力アップはどうしたらよいか、ずばずばとアドバイスしています。
岡崎優さん
「ベースは野球だからではなく人間としてどうか。体の使い方を教えて、それがバッティングにどう影響するか説明しながら。シンプルに基礎動作でお尻に力が入る状態かどうかとか」
滝澤夏央選手
「今シーズンはすべてにレベルアップを目標にして、どうやったら打てるか考えた。岡崎さんも話しやすいのですごく信頼できる。コミュニケーションも取りやすい。いい時間になっている」
岡崎さんのアドバイスを受けた結果、下半身を鍛えるウエイトトレーニングでは、これまで最大100キロだったところを120キロまで持ちあげられるようになりました。
最後に来シーズンに向けての抱負を聞きました。
滝澤夏央選手
「(トレーニングの成果)数字に出ている。レベルアップできたと思う。来シーズンも1軍で活躍する姿を上越の皆さんに見せられるよう、泥臭くアピールできるように頑張りたい」
滝澤選手は1月上旬にチームの本拠地がある所沢市に戻り、目標とする源田壮亮選手などとともに自主トレーニングに臨むということです。
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