2023年12月17日 17:41更新
ことしの厄を落とし来年の幸せを祈る水行がきょう17日、上越市寺町の常顕寺で行われました。 常顕寺ではことしの厄払いと来年の幸せを願って8年前から毎年この時期に水行を一般公開しています。
17日は、上越市や柏崎市、長野県から集まった僧侶6人があられが降る中、ふんどし姿で冷水を頭からかぶりました。見守った信徒は「寒い中、本当に頭が下がる。ご利益ありそう。」「家族みんなが健康で過ごせますようにと祈った。」と話していました。
この水行は平成22年に、西山要穂住職が100日間に及ぶ日蓮宗の修行、大荒行を終えたことを報告するため披露されました。その後、信徒からもう一度見たいといった要望が多かったため、一般公開することになりました。一緒に水行に参加した僧侶全員も大荒行を終えています。
水行のあとは法要が行われ、大荒行の時に僧侶が書いたお経が入った筒を信徒の体に当てことしの厄を払いました。
また、ことしは4年ぶりにお供物まきが行われ、本堂の中はにぎやかな笑い声で包まれました。西山住職
「寒さは今までで一段と厳しかったが今年はコロナが5類になって初めての水行だったので開放感があった。それぞれが大地を踏みしめながら前に進む一年になってもらいたい」
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