2023年11月30日 17:07更新
えちごトキめき鉄道の関山駅は利用者が減っていることから、12月1日(金)から駅員の居ない無人駅になります。無人駅では、これまで通り券売機を使って電車に乗ることができますが、定期券の購入などはできません。
関山駅は1886年に開設されました。しかし、人口減少などに伴い1日あたりの駅の乗車人数の平均は毎年減り続け、昨年度は90人ほどに落ち込んでいました。
こうした状況を受け、えちごトキめき鉄道では、あすから関山駅を駅員の居ない無人駅にします。これまでは駅員1人が午前7時から午後3時まで常駐していました。
切符はこれまで同様、自動券売機で購入できます。ただし定期券の購入など窓口での対応はできないため、その場合は最寄りの新井駅や妙高高原駅で手続きをすることになります。
利用者
「人がいた方が安心できる」「特に無人駅になって不便になることはない」
えきごトキめき鉄道は全線で22の駅がありますが、その多くが無人駅です。あすから関山駅が無人化され駅員がいるのは高田、直江津や上越妙高など8駅となります。
えちごトキめき鉄道 鳥塚亮社長
「関山駅の駅員が定年退職する。補充がきかない。利用客は徐々に少なくなっている。不便を感じる人もいると思うが理解していただきたい」
駅舎とつながっている「駅舎サロン」の一部は、これまで通り待合室として利用することができます。冬の期間はストーブが置かれます。
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