2023年11月13日 14:49更新
過去90年間の上越市高田地区での積雪量を表した「グラフで見る雪の高田」の無料配布が、13日(月)から始まりました。
「グラフで見る雪の高田」は、昭和6年度からの最深積雪量や年度ごとの積雪量が棒グラフで分かります。 日本政策金融公庫高田支店が毎年作成し、この時期、顧客などに無料で配っています。
大きさはA1(エーワン)サイズで4000部あります。1人2枚までもらえますが、おととしは5日、去年は3日で配布終了しました。
市民
「毎年(もらう)。過去10年20年の積雪量の状況が一目瞭然で分かる。重宝している。これからも継続してこの事業をやっていただきたい」
「毎年取りに来ている。会社が雪と関係(事務所に貼る)毎年楽しみにしている」
グラフの作成は、いわゆる「昭和・3年豪雪」の2年目、昭和60年に当時の高田支店長だった池田光男さんの考案で始まりました。
はじめは近くの商店に配られましたが、反響が大きく毎年配られるようになったということです。
日本政策金融公庫 高田支店 笹森幸紀 総括課長
「(昭和60年)パソコンを使ってなかった。最初作られたとき苦労したのでは。どのくらい雪があったかとか、どんな出来事があったかなど、いろいろな人と話題にしていただけるとありがたい」
高田支店の営業は、平日の午前9時から午後5時で、11時半から12時半は昼休みです。
日本政策金融公庫では高田のグラフがきっかけで、長岡支店でもおなじく雪のグラフ、北海道の北見支店では、流氷。そして埼玉県の熊谷支店では暑さのグラフを作成し、支店同士で送り合って、保存しているということです。
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