2023年10月25日 12:37更新
妙高市在住の30代男性が今月22日までに特殊詐欺被害にあい、現金288万円をだまし取られたことがわかりました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
妙高警察署によりますと、今年10月8日、男性の携帯電話に電話会社名で、電話番号が記載されたショートメールが届きました。男性がその番号に電話したところ「動画サイトに未納料金10万円がある。振り込んだお金は保証され、返金される見込みです」などと言われ、その後、10月22日までの間に、個人データやインターネットセキュリティ対策を行うNPO法人、警視庁などを名乗る者から「あなたの電話がランサムウェアの発信元に使われて90人以上が被害にあっている。サイバー保険に入らないと大変なことになる。自殺未遂をした人がいて、慰謝料がかかる」などのうその電話がありました。
それらを信用した男性は、犯人側に指示されるまま、およそ10回にわたって合計およそ288万円を銀行ATMなどに振り込み、だまし取られたということです。
男性が振り込みを行った妙高市内の金融機関が妙高警察署に相談し、警察が被害者に確認して詐欺だとわかりました。
警察では、今月8日までに市内で確認された特殊詐欺被害の状況と似ているため、関連を含めて捜査を進めています。
警察では不審なメールや電話が届いたら、すぐにメールを開いたり、電話をかけ直したりせず、詐欺だと疑って家族や警察に相談してほしいと注意を呼び掛けています。
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