2023年10月25日 12:00更新
上越市立水族博物館うみがたりで、佐渡市出身で現在東京藝術大学名誉教授を務める金工作家、宮田亮平さんのイルカをモチーフにした作品が展示されています。会場では、作品と一緒に水槽を泳ぐイルカが鑑賞できます。
うみがたりに展示されているのは、佐渡市出身で東京藝術大学学長や文化庁長官を務め、20日(金)文化功労者にも選ばれた金工作家、宮田亮平さんの作品です。会場には、イルカをモチーフにした「シュプリンゲン」シリーズなど7作品が展示されていて、作品と一緒にイルカが泳ぐ姿が鑑賞できます。
「日輪」
宮田さんの代表作のひとつ「日輪」です。日輪に見立てた輪の周りをイルカの群れが泳ぐ様子が表現されています。
うみがたり 照井未希さん
「水槽の青い光が反射。より作品の躍動感や繊細さが際立つ。日輪の円の中にちょうどイルカが入ってくるように写真を撮るのがシャッターチャンス。狙ってみてほしい」
訪れた人
「イルカ止まっていてくれた。ばっちり撮れた」
「すごく感動」
「いろいろなイルカの形を見ながら本物のイルカを見られるのが素敵な時間」
宮田さんは、かつて新潟大学高田分校芸能学科や、上越教育大学の非常勤講師を務めたことがあるほか、小林古径記念美術館の企画展で宮田さんの作品が紹介され講演もおこなっています。こうした縁があり、今回うみがたりと小林古径記念美術館が連携して、展示を企画しました。
イルカの造形美シュプリンゲン飛翔 宮田亮平の世界展は、来月19日(日)までうみがたり2階イルカホールで開かれています。また、小林古径記念美術館にもシュプリンゲンシリーズ6作品が展示されています。
うみがたりでは、来月の10日(金)に生演奏を聴きながら作品とイルカを鑑賞できるコンサート「ハープとフルートの響き」が開催されます。
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