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チェコ在住ピアニスト市村幸恵さん 母校の吉川中で人生を語る

2023年10月17日 12:02更新

上越市立吉川中学校を卒業して、現在チェコ共和国に住むピアニストの市村幸恵さんが16日(月)、母校で講演しピアニストの人生を語りました。 Still1016_00004

市村幸恵さんは4歳でピアノをはじめ、25年前にプラハ音楽院に留学するため独立したばかりのチェコに渡りました。現在はプラハに暮らしながら、ドイツ、ポーランドなどで演奏活動を行っています。 

チェコ在住ピアニスト 市村幸恵さん
「(子どもの頃)感情をことばで言うのが苦手だった。ピアノを弾いている時は心が解放された。それで余計にピアノに夢中になっていたと思う」

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市村さんは、母校の吉川中学校の全校生徒を前に、どのようにピアニストとしての人生を築いてきたかを話しました。

市村さんは高校生の頃、東京の指導者から「ピアノに向いていない」と言われ続け悩みましたが、チェコ人の指導者との出会いが大きな転機となりました。 チェコ人の指導者からレッスンを受けた際「あなたにはすごく良いものがある」と声をかけてくれたそうです。そして、その指導者に「私にピアノを教えてほしいと」手紙を送ると、すぐに承諾の返事がきて、留学につながったということです。Still1016_00016

市村幸恵さん
「レッスンを終わった後、すぐに先生に手紙を書いたら(OKの)返事がきた」

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このあと、学校の音楽祭に向け、全校生徒が市村さんのピアノ伴奏で「夏は来ぬ」と「群青」を歌いました。


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2年生
「初めて(ピアノと)合わせた。いいメロディーが聞けて一緒に歌えて良かった。音楽祭で頑張って歌いたい」

 

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2年生
「(伴奏の)強弱が分かりやすく歌いやすいスピードで弾いてくれた。今、僕も成長が感じられないので諦めずに頑張っていきたいと思った」

市村さんは、しばらく上越市に滞在し21日(土)には、吉川中学校の音楽祭で生徒と共演します。開場は午後1時20分で、一般の人も無料で入場できます。 市村さんの講演会や演奏会などは、吉川区の地域独自予算の事業として行われます。

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21日の音楽祭では、チェコフィルハーモニー管弦楽団の第一バイオリン ヴィクトル・マザーチェクさんと、プラハ音楽院教授でオーボエ奏者のヤン・トゥーリさんも演奏に加わる予定です。 

また、今週20日(金)午後7時から、上越教育大学の講堂で同じメンバーによるコンサートが開かれます。こちらも入場は無料です。

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