2023年08月18日 14:52更新

謙信公祭が19日（土）から始まります。今年の謙信公役、4年ぶりに一般公募で選ばれたのは上越市の教員、横田聖さんです。本番直前に大役をつかんだ横田さんに意気込みを聞きました。

横田聖さん
「町中にのぼり旗やポスターが多くあり緊張している」

謙信公役を務める横田聖さん39歳です。横田さんは中学校の教員として現在、上越市立頸城中学校で国語と技術を教えています。もともとの出身は春日山神社のすぐ近く、上越市中門前です。

横田さんは小学生の頃、町内で出陣行列に参加したことがあり、それが今回の応募につながりました。

セリフの練習をする横田さん

横田聖さん
「小学校で春日山登った。学校の学習では上杉謙信の一生を調べることがあって、憧れがあった。（謙信のイメージ）義の心、思いやりがある」

そして今回、もうひとつの見せ所があります。出陣行列で横田さん親子が共演します。小学4年生の長男、聖之助さんと小学2年生の長女、菜々子さんが、春日山交差点で上杉軍の子役として登場することになっています。

16日（水）春日山神社の祭典で玉串奉納

横田聖さん
「（親子共演）一生の思い出になる。（本番は）勇ましいながらも優しさがあふれ出るような謙信を演じたい。祭りを盛り上げられるよう義の心を持って精一杯頑張りたい」