2023年08月15日 11:42更新
マラソンで来年のパリオリンピックを目指す妙高市出身の畔上和弥選手が参加する練習会が12日(土)に妙高高原スポーツ公園陸上競技場で行なわれました。
畔上和弥選手は妙高高原出身で、関根学園高校時代は陸上部のキャプテンとして駅伝の全国大会に出場。進学した帝京大学では4年連続で念願の箱根駅伝出場を果たしました。現在は実業団チームのトヨタ自動車に所属し、来年のパリオリンピックの日本代表を決める選考競技会に出場することになっています。
練習会は妙高市陸上競技協会駅伝部が企画したもので、市内の中学1年生から高校2年生までの7人が参加し、国内トップレベルの走りを学びました。
試合を想定した3000メートルのタイム測定も行われ、参加した学生は畔上選手の背中を追いかけました。
参加した学生
「トップアスリートの背中を見れて良かった。3000メートルはついていこうと思った。今後は辛いところでも粘れる走りをして全中に行きたい」と語った。
練習のあと、参加者は畔上選手から効果的な練習や健康管理についてアドバイスを受けていました。
参加した学生
「アップやダウンの仕方、大会前に考えていることを聞けて参考になった。前までダウンは1kmぐらいだったけど畔上選手が2~3kmやっていると言っていたので、2kmぐらいやろうと思った」
畔上選手は北海道や長野県で合宿して調整を続け、10月に東京都で行われる選考競技会に臨みます。
畔上和弥 選手
「オリンピック 日本代表の選考会は順番で決まるレースなので、みんなが2位以内を目指している。その中で誰が勝つかわからないレースだからこそ、自分にもチャンスがある。やるからにはベストパフォーマンスを発揮して夢に向かってチャレンジしたい」
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