2023年05月10日 17:03更新
田んぼ苗を植えて文字を書く恒例の稲文字づくりに9日(火)、上越市立清里小学校の児童が挑戦しました。今年の文字は「志2023」です。
稲文字は10年以上前からの恒例行事で、毎年何の文字にするか児童が決めます。
今年は「志2023」です。5年生が50以上あった候補について、辞典などで意味を調べながら話し合って決めました。
5年生
「『志』は前向きに育ってほしい、夢に向かって一生懸命になるという意味。苗も元気に育ってほしい」
田植えには全校児童84人が参加し、広さ8アールの田んぼに裸足で入り、コシヒカリとこがねもちの苗を手で植えていきました。苗を植える場所は、文字にあわせてあらかじめ印がつけてあります。植える間隔や全体のバランスなど地元住民が協力してアドバイスしていました。
地域の人
「楽しそうに田んぼに入ってくれて良かった。秋まできちっと苗を育ててもらいたい」
田植えは、ここしばらくコロナ対策で4年生以上だけの参加でしたが、今年は4年ぶりに全校で取り組みました。なかには初めて田植えに挑戦した子もいました。
地域の人
「久しぶりに1、2年生が参加しにぎやかで良かった。地域の中で小学校を盛り上げていかなければいけない。これからも稲文字を続けていければ」
5年生
「久しぶりに全校で田植えができてうれしかった。きれいに『志』ができてほしいので頑張って植えた」
「均等に植えられて良かった。大きく育ってほしい」
児童はこのあと、イネの成長を見守りながらきれいな稲文字になるよう雑草取りに取り組みます。9月には稲穂で出来た文字を地域の人たちと一緒に確かめて、稲刈り、収穫の秋を迎えます。
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