2023年05月07日 11:50更新
オリジナルのプリンを看板商品に静かに読書が楽しめる喫茶店が、この夏に上越市西城町2丁目にオープンする予定です。6日(土)からクラウドファンディングで支援を募っています。
喫茶店がオープンするのは、上越大通り沿いから西側に少し入った青田川沿で以前カフェが入っていた場所です。店名は「読書喫茶 ヒミツヤサン」で、今年の8月にオープンを予定しています。“ひとりでのんびり ふたりでこっそり 深呼吸”をコンセプトに、基本的には私語禁止の本を読むためのカフェです。店内での会話はノートを使って筆談で行います。
企画したのは、東京から上越市に移住して活動する宮本小雪さんです。宮本さんは7年前に東京から上越市に地域おこし協力隊として移住しました。任期中に上越市大島区の飯田邸を利用した「いいだていかふぇ」を運営したり、任期終了後はうみがたりのレストランで店長として働いていましたが、自分で行きたい店を上越に作ろうと決心し、ゆっくり本が読める店をオープンすることに決めました。
「読書喫茶ヒミツヤサン」がオープンする予定の店舗
宮本小雪 さん
「上越に移住して7年目になりました。山も海も近く、人と人との距離もちょうど良く、とても暮らしやすい場所だと感じています。このまま上越に根を張って、生涯暮らしたいと考えた時に、生活拠点になる場所を築きたいと思い、店を始めることにしました」
「ひみつのプリンやさん」で提供したプリン
店の看板商品はしっかりとした固めの食感の「クラシックプリン」です。宮本さんは以前からクラシックプリンが好きで、材料の配合やオーブンの温度、焼成時間などを少しずつ変えながら、研究を重ねてきました。
「ひみつのプリンやさん」で提供したプリンやドリンク
この理想の味を追い求めたプリンを多くの人に食べてもらおうと、これまでレンタルキッチンを使って店を開き、すぐに予約定員に達するなど、手ごたえを感じていました。
クラウドファンディングでの支援は5月6日(土)から6月20日(火)までの予定で、目標額は50万円です。集まった支援は客席のイスやテーブルの購入費用に充てる予定だということです。
返礼品は、ドリンクセットや店内の飲食で使えるチケットのほかに、15センチのホールプリン1台、500円チケット10枚、プリン教室招待、1日店主など、金額によってユニークなものが用意されています。
クラウドファンディングの詳しい情報についてはCAMPFIREの特設ページで確認してください。
読書喫茶ヒミツヤサン オーナー 宮本小雪さん
「お店に込めた想いをクラウドファンディングページにつづりましたので、よろしければご覧いただき、応援してくださるとうれしいです。開店した際にはぜひ一度お越しください」
CAMPFIRE 特設ページ
新潟県上越市に本とプリンの喫茶店「読書喫茶ヒミツヤサン」をオープンします。
読書喫茶ヒミツヤサン
※8月オープン予定
■住所:上越市西城町2-3-1
■営業:11:00~18:00
■定休:水曜、木曜(変更の可能性あり)
■インスタグラム:@himitsuyasan
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