2023年04月24日 16:33更新
ゴールデンウイークを前に、わせ品種の田植えが上越市清里区で始まりました。関係者からは夏場の水不足を心配する声が聞かれました。
上越市清里区のグリーンファーム清里では、約160ヘクタールの田んぼで、4種類のイネを育てる計画です。そのうち、もっとも早くきょうから田植えが始まったのは、わせ品種の「こしいぶき」です。
保坂一八 代表取締役
「いよいよ始まった。秋に十分な収量と品質のコメがとれるように祈る」
グリーンファーム清里では、十分な収穫量を確保し、品質を維持するため、5年ほど前から田植えを4月下旬に始めています。一方、ことしは少雪の影響で、農業用水の源である笹ヶ峰ダムで貯水量の不足が見込まれています。
そのため、関川水系土地改良区では、7月下旬から8月末までの渇水期に備え、農業用水の上流と下流で水を交互に融通する「番水」を行います。
保坂一八 代表取締役
「水が使えないとなると、品質・収量に直接影響するので心配している。『人事を尽くして天命を待つ』。やることをやる」
グリーンファーム清里では5月いっぱい、田植えを行なう予定です。こしいぶきの収穫は9月ごろだということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.