2017年09月16日 19:27更新
上越と糸魚川の海沿いを通る久比岐自転車道が今年40周年を迎え、16日これを記念したイベントが沿線各地で開催された。
久比岐自転車道は旧北陸本線の線路跡地を活用した自転車と歩行者の専用道路で1977年から利用できるようになり今年で40年目を迎えた。全長は上越市の虫生岩戸から糸魚川市の中宿までの約32km。
記念フェスティバルは40年目の節目に合わせ自転車道のさらなる利用促進と観光客の誘客を目的に高田河川国道事務所や地域振興局などで作る自転車道魅力アップ実行委員会が開催した。フェスティバルでは自転車道沿線にある5カ所の会場で特産品や食べ物などが販売され訪れたサイクリストをもてなしていた。
このうち上越市側の自転車道入口付近にある虫生岩戸の駐車場では特産品などを販売する市が開催された。市には糸魚川市徳合地区の団体が新米コシヒカリやメロンなどを販売した。
また、名立区のうみてらす名立では名物の大鍋のカニ汁や海鮮浜焼などが販売された。訪れたサイクリスト達は温かい食べ物を食べて疲れた体を癒していた。久比岐自転車道を走るのは今回が2回目という南魚沼市から来た9歳の女の子は、「自転車は風を切って走れるから気持ちが良い。久比岐自転車道は自転車専用道路だから安心して走れる。上越から糸魚川まで頑張って走ります」と話していた。
久比岐自転車道では今月16日から来月15日までを久比岐マンスリーサイクルフェスと題し、スタンプラリーや指定された撮影ポイントの写真を撮るサイクルフォトラリーも開催している。いずれもすべての条件を達成するとPRキャラクターの「久比岐凛」がデザインされたオリジナルグッズがもらえる。詳しくは糸魚川地域振興局まで。℡ 025-552-0611
なお、記念フェスティバルは当初16日17日の2日間を予定していたが台風の影響で17日は中止が決定した。
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