2023年04月10日 11:42更新

上越高校サッカー部が創部８年目を迎え、この春これまでで最も多い新入部員50人が加わり総勢110人で活動を始めました。メンバーは初の全国大会出場を目指し練習に励んでいます。

上越高校サッカー部は創部8年目、これまでの最高成績は県大会ベスト4。県の1部リーグ戦が3位と年々力をつけています。この春入った1年生部員はこれまでで最も多い50人です。全体では110人、そのうち県外出身者は半分以上のおよそ70人です。

1年生の大量加入でチームに活気がつき、練習に熱が入ってきました。

1年生
「球際の強さに自信がある。まずは目の前の相手に負けないようにしたい」
「山梨から来た。自信のある選手が集まっているので声を出して引っ張れるようにしたい」

3年生 キャプテン 
「（1年生）とにかくいっぱい入部した。下から突き上げられるので底上げになる。危機感を感じているので頑張りたい」

6日（木）は入学式が行われたあと、サッカー部の練習が始まり、1年生の保護者が見学していました。県外出身者はこれから3年間、寮生活となります。

 保護者
「神奈川から。（部員）目が輝いていて楽しそうで、あいさつもしっかりしていて驚いた」
「奈良から。3年間楽しく好きなサッカーをやってくれたら。親としてはそれが一番」

チームの強化は日頃の練習やトレーニングにとどまりません。そのひとつが食事です。寮生は学校近くにある部専用の食堂で、1食あたりコメ2合を目標に食べています。

寮生は5棟に分かれて共同生活を送りながら、コミュニケーションを深めていきます。

1年生
「風呂上りは湿布などを貼ったり、なるべく練習に影響が出ないようにケアする」

部員は1軍や2軍など5チームに分かれ、週末は県外遠征などで試合を重ね上位を目指します。上越高校サッカー部、今シーズンの目標はずばり全国大会への初出場です。

藤川祐司 監督
「色んな方に応援してもらっているのでその思いを背負って、全国大会を目指して1年間走っていきたい」

なお、今シーズン初めてのホームリーグ戦は、上越高校のグラウンドで今月23日（日）午後1時キックオフです。ハーフタイムにはダンス部のパフォーマンスも行われるということです。