2023年03月11日 06:00更新
半年間飼育したヤギとの思い出をもとに、上越市立大手町小学校の1年生が、オリジナルの絵本や歌を作って7日(火)発表しました。
大手町小学校の1年生は、去年5月からおよそ半年間、双子のヤギを飼育しました。名前は「あき」と「くう」です。
ヤギが農家に戻ったあと、児童は、ヤギとの思い出を1人1冊ずつの絵本にまとめました。
1年生
「楽しいことも悲しいこともある絵本になった」
「最初は怖かったが触れるようになり、仲良くなれた」
この日は、ヤギとの出会いやえさやり、別れの日など、絵本から抜すいした7つの場面をつないで、児童が交替しながら保護者の前で朗読しました。児童は、小屋の名前をみんなで話し合って決めたことや、ヤギとどんな風に遊んだかなどのエピソードを紹介していました。
写真提供:大手町小学校
「追いかけっこをした。くうの足が速くて、先生でも追いつけなかった」
写真提供:大手町小学校
「土管を使って、くうを背中に乗せた。僕たちもうれしいし、くうも遊べて楽しそうだった」
朗読の合間には、ヤギへの感謝を歌ったオリジナルソングや、ヤギの動きや鳴き声を取り入れたダンスを披露しました。
その後児童は、保護者に自分の作った絵本を読み聞かせしました。
1年生
「(読み聞かせ)緊張したが上手にできた。家族が『すごいね』と言ってくれてうれしかった」
保護者
「ヤギが帰る前日はとても寂しそうだった。話を聞きながらその場面を思い出し、つい感極まった。動物を飼うことで、優しさや思いやりなどいろいろな気持ちが育まれたと思う」
児童はこのあと、お互いに作った本を読み合うということです。
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