2023年03月02日 15:07更新
1日(水)午後10時30分ごろ、上越市中ノ俣地区で建物火災が発生しました。火はおよそ3時間後に消し止められましたが、少なくとも3棟が燃え、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。火災の後、火元に住む男性と連絡がとれておらず警察で身元の確認を急いでいます。
2日(木)午前の様子 重機が見える場所が火元とみられる
火事があったのは1日午後10時半ころ、中ノ俣地区の住宅です。近所の人の話では、火元とみられる家では高齢の男性が1人暮らしをしていました。
JCVが現場で聞いた話では、この家の隣の住民が火災に気付き消防に通報するとともに、地元消防団や住民で消火活動にあたりました。火はおよそ3時間後の午前1時半すぎに消し止められました。JCVの取材では、少なくとも3棟が全焼したとみられます。現場周辺にはまだ1メートルほどの積雪がありました。
石倉廣司 町内会長
「(駆けつけた時は)火だるま状態。消火栓と消防ポンプで消火。雪があって川まで届かなかった」
警察によりますと、火元の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。火災の後、火元に住む男性と連絡がとれておらず警察で身元の確認とともに出火原因などを調べています。
火災があった中ノ俣は高田の市街地から10キロ以上離れているため消防車の到着にも時間がかかりました。
石倉廣司 町内会長
「住宅を優先して放水し消防車を待った。ここは通報から40~50分かかる。到着までがんばらねばならない」
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