2023年02月14日 16:30更新

長年にわたり少年補導などに携わってきた上越市の少年警察ボランティアが14日(火)に上越警察署から表彰されました。

表彰されたのは上越地区の少年警察ボランティアを務めた上越市大島区の内山雅之さん、上越市柿崎区の井部佐恵子さん、滝澤ちず子さん、そして上越市安塚区の和栗清司さんの４人です。

表彰式は上越警察署で行われ、４人のうち3人が梅田毅署長から表彰状を受取りました。ボランティアとしての活動歴は内山さんが20年目、井部さんは18年目、滝澤さんは16年目です。

上越警察署によりますと管内では現在67人の少年警察ボランティアが子どもの見守り活動や祭り・イベント会場、繁華街などを回って夜遅くまで遊んでいる未成年などに声をかける活動に取組んでいます。

梅田署長
「警察だけでは目的を達成することは難しい。地域と連携をとって積極的に活動していただいて感謝しています」

上越署によりますと管内での少年補導は令和3年が236件、4年は30件ほど多い269件でした。特に高校生の補導が前の年より4割ほど増えています。

少年警察ボランティア 内山雅之さん
「地域の学校の子どもたちが合併などを控えて不安を抱えている。保護者も含めて地域全体で見守りながら活動したい」