2023年02月07日 16:13更新
えちごトキめき鉄道の妙高高原駅で7日(火)、ホームの屋根の雪下ろし作業が行われました。このため日中の電車は区間運休となりましたが、作業終了にあわせ午後4時までには通常の運行に戻っています。
雪下ろしは午前9時から始まり、作業員39人がスノーダンプを使って屋根の雪を次々と線路上に落としていきました。
屋根の雪は7日朝の時点で1メートルほど。先月末の寒波では雪下ろしの基準としている1.5メートルを超えたため、トキ鉄では大事をとっての作業となりました。
トキ鉄の冨塚稔課長は「全国各地で記録的な大雪に見舞われた。妙高高原でも今後の大雪に対応できるよう早めに除雪した」と話していました。
積雪が多ければ重くなり、屋根の倒壊だけでなく線路側に雪庇が張りだして電車と接触する危険があります。この日は作業の安全を確保するため、電車への送電をとめました。そのため、はねうまラインは妙高高原駅と上越妙高駅の区間で上下あわせて14本を運休にし、その区間はタクシーで代替輸送しました。
冨塚課長は「地域の足を確保しなければとの思いで除雪している。利用者には不便をおかけしますが、安全作業には運休が必要。ご理解をお願いします」と協力を求めていました。
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