2023年01月27日 15:28更新

えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」は、雪下・雪室野菜や発酵食品など、上越ならではの冬の食を提供する特別便を来月26日に運行します。予約受付はあす28日（土）からです。

リゾート列車「雪月花」の特別便は、「冬の新潟美食コース」として来月1回限りの運行となります。

提供される料理のコンセプトは「驚き」です。雪下や雪室野菜、発酵食品など、上越ならではの食材にこだわりました。※写真の料理のほか三段重がつきます。

この最中には、雪室で保存されたジャガイモと豚レバーのペースト、さらに瓜の粕漬が入っています。隠し味として雪室味噌が使われ、皮の部分は直江津の菓子店「三野屋」が作りました。

料理を担当したのは、上越市の飲食店で地元ならではの食文化を提供している信田紘基さんです。

信田さん
「雪室で寝かせている食材について、こだわりが出せればと柿酢など、みなさんが知らないようなもので、店で挑戦してきた食材を出したい」

26日（木）は一部のメニューが公開され、JAなどの関係者が試食しました。

関係者
「見た目のインパクトがあり食べたときにギャップ、驚きがあって楽しくおいしい。（雪月花では）お酒と共に食べる人が多い。塩気があり、つまみ風の味わいが多い」

雪月花アドバイザー 萩原勇作さん
「（雪室食材は）糖度が上がるが見た目で変化があるものではないので、雪室の（効果を）味だけでなく見た目や触った感じで『らしさ』を表現できたら」

「雪月花・冬の新潟美食コース」は2月26日午後0時23分、上越妙高駅を発車します。乗車定員は25人。料金は税込み１人2万6800円です。予約は28日（土） 午前9時からです。えちごトキめき鉄道のホームページから受付、先着順となります。