2023年01月04日 16:13更新
上越海上保安署は管内の沿岸でサザエなどの密漁者の取締りを実施し、去年24人を検挙しました。
取締りは夏の集中取り締まりのほか、1年を通して糸魚川市、上越市、柏崎市の海岸で実施し、漁業法違反の疑いで24人が検挙されました。
海上保安署によりますとこのうち県内在住者が9人、県外在住者が15人で、特に上越市、糸魚川市での事案が多かったということです。なかには1人で172個の大量のサザエを採捕して検挙された人もいました。
令和4年1年間で押収された漁獲物は以下の通り。
■サザエ 940個(柏崎市169個、上越市264個、糸魚川市507個)
■アワビ 7個(上越市3個、糸魚川市4個)
■カキ 32個(上越市27個、糸魚川市5個)
■ワカメ 8.94キログラム(上越市)
密漁者が採捕した漁獲物は水産資源保護の観点から、すべて海に戻されました。漁業法では漁業権又は漁業協同組合の組合員の漁業を営む権利を侵害した者に、100万円以下の罰金が科せられることになっています。
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