2017年08月29日 18:39更新

農家民宿や郷土料理作りなどの田舎体験を受け入れている人から話しを聞くことで今後の受け入れに生かしてもらう視察会がきょう、上越市板倉区などで開かれた。
この視察会は、上越市と十日町市の観光関係者でつくる団体が開いた。農家民宿や田舎体験の受け入れをしている人から話しを聞くことで今後、外国人観光客などの受け入れ方法を考えるきっかけにしてもらう狙いがある。参加したのは、これから農家民宿をはじめる人や田舎体験の受け入れに携わる人など19人。
１回目のきょうは、上越市板倉区で農家民宿や首都圏に住む小中学生の田舎体験を受け入れている「来食の(くくの)」を訪れた。「来食の」を営む大渕さん夫妻は、３年前から農家民宿をはじめ、去年から首都圏の小中学生が上越市を訪れ田植えや野菜の収穫など田舎体験を受け入れている。視察会では、家の中を見学したほか、農家民宿を始めたきっかけやはじめる前に準備しておくことなどの話を聞いた。また、大渕さんは、多くの人に訪れてもらうには、田舎体験だけではなく観光地などの強みになるものを考えることが重要だと参加者にアドバイスした。

次回視察会の日程は未定だが、大島区で農家民宿を始める人などを訪れることにしてる。詳しくは、越後田舎体験推進協議会。025-592-3988まで。