2022年09月14日 13:43更新
上越市大潟区にある温浴施設「鵜の浜人魚館」が今年、創業25年を迎えました。これを記念して、施設の駐車場の法面に上越市立大潟町中学校の生徒が地域の魅力を季節ごとに表現した絵を描きました。
長さ33.7メートル高さ3メートルの駐車場の法面。ここに絵を描いているのは大潟町中学校の2年生67人です。
鵜の浜人魚館の創業25周年を記念した一大イベントとして大潟区の魅力を多くの人に改めて感じてもいたいと施設が絵を描いてほしいと学校に依頼しました。テーマは「大潟の四季」でデザインは生徒から募集しました。
壁には、地元を象徴する「白鳥」や「稲穂」「夕日」などが描かれ、13日(火)は、生徒自らが筆やハケを使って水性塗料で色付けしました。
生徒
「いろいろな色で塗ったり描いたりして良い経験になった。初めてのことで難しいこともあったがうまくできて良かった。人魚館に来た人や来たことのない人にも一生懸命描いたことを見てもらいたい。」「初めての壁画で緊張した。地域に貢献できたし壁画を作った思い出の場所にもなった。」
この取り組みは、地元住民などでつくる「大潟の子どもを育てる会」も一緒に協力して今年の5月からデザインや色などを話し合ってきました。
鵜の浜人魚館 水澤 三夫 支配人
「コロナ禍で元気が不足していることを周りの人が意識して感じることで、それが地域の活性化につながれば。子どもたちも一生懸命取り組んでいたので感謝している。」
大潟町中学校の担当教諭は、「コロナ禍で生徒たちが協力する活動が減っていた。地域を盛り上げるとともに一つの物を一緒に作る楽しさなどを感じてほしい」と 話しています。このあと壁画には文字が加えられ 10月29日(土)と30日(日)開かれる鵜の浜人魚館の「秋の感謝祭」でお披露目されます。
また、来月上旬には、大潟町小学校の児童が別の壁に絵を描くことになっています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.