2022年09月01日 14:24更新
障がい者のアート作品を、地酒のラベルに活用するプロジェクト「ぼくらのShuShuShu(しゅしゅしゅ)」で、作家のひとり、石塚杏珠さんが30日(火)、上越市三和区の丸山酒造場を訪れ交流を深めました。
「ぼくらのShuShuShu」プロジェクトは、県酒造組合高田支部と上越地域の酒蔵などが去年から始めました。
今年は11の蔵元と農家7軒が、障がい者の作家14人の作品を商品のラベルに採用しています。
作家のひとり、上越市の石塚杏珠さん16歳はこの日、母親の香菜さんと丸山酒造場を訪れました。
プロジェクトでは、石塚さんの作品「ボンボンリボンの女の子」が雪中梅の「雪中貯蔵純米原酒」ラベルに採用されています。
石塚さんが蔵元を訪ねるのはこれが初めてです。
石塚さんは酒造りの様子をビデオでみたり、自分のほかの作品を蔵元に見せたりしました。
石塚杏珠さん
「(作品がラベルになり)うれしかった」
杏珠さんの母 石塚香菜さん
「(娘のラベルを)見ながらお酒をたしなむのも風流。いろいろな人との繋がりができて作家と私たち(家族)の世界が広がる」
丸山酒造場 丸山三左衛門社長
「ポップなラベルになった。新しい作家にふれる機会になれば」
丸山酒造場は石塚さんのほかにも、石黒怜子さんの作品「白いドレスの女の子」を純米吟醸・美守のラベルに採用しています。
「ぼくらのShuShuShu」の日本酒は、720ミリリットルで税込2200円。上越地域にある酒店など20か所で10月1日から販売されます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.