2022年07月05日 17:22更新
上越市の偉人で児童文学作家の小川未明生誕140周年にあわせ、市民による音楽劇「月の明るい夜に」が11月に上演されることになり3日(日)に、出演を希望する市民40人のオーディションが行われました。
音楽劇「月の明るい夜に」は小川未明生誕140年にあわせて上越文化会館が企画しました。
オーディションには、7歳から70代まで38人が参加しました。審査では審査員とのセリフのやりとりをはじめ、参加者みずから選んだ歌を披露しました。
「月の明るい夜に」の台本は、劇団四季のミュージカル「アナと雪の女王」で、和訳などを手掛けた脚本家の高橋知伽江さんが書きおろしました。
物語は未明が娘の鈴江と会話しながら自らの生涯を辿るもので、4つのオムニバス形式となっています。
参加者
「緊張はしたが自分なりに表現をすることができたと思う。誰が見ても何の役かわかる個性のある芝居ができたら」
オーディションを経て、およそ40日間の稽古の後、11月27日に本番を迎えます。
劇の題名「月の明るい夜に」は、未明の作品に「月夜とめがね」や「月とあざらし」など、月を題材とした作品が多いことにちなんでいるということです。
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