2022年06月09日 16:52更新
3年ぶりの開催が決まった直江津祇園祭について、祭のフィナーレ「御饌米奉納」の感染対策をどうするかなど、地元住民が検討を始めました。
直江津祇園祭は7月26日から29日にかけて行われます。3年ぶりの開催となる中、感染対策をどうするか、19町内の青年会の会長が8日に会議を開きました。
役員によりますと、祭の各行事にどこまで参加するか、それぞれの町内で検討が続いているということです。中には屋台広場での展示を控え、29日の御饌米奉納のみ参加するところもあります。
この日は事務局から、基本的にマスク着用としながらも、人との距離が取れて会話がない場合や熱中症の恐れのある昼間のみは不要とする案。また掛け声など大声は出さないなどの案が示されました。さらに屋台を引く時は酒を飲まない、太鼓や笛などの鳴り物は消毒を徹底することなどが呼び掛けられました。また会議ではある町内がお囃子で使うオリジナルマスクを紹介する場面も見られました。
今年の直江津地区連合青年会の会長を務める小林健太さんは取材に対し「できれば全19町内の参加が望ましいがが、各町内会にも事情があるので、その数が減っても今年は仕方がないと思う。まだ時間があるのでもう一回、関係各所と話をして、みんなが納得する道を選んで、安全に楽しい祭を考えるのが地区連の役割と思っている」と話していました。
事務局では来週15日(水)、祭の協賛会と会議を開き感染対策のルールを最終決定することにしています。
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