2017年08月12日 16:05更新
8月17日から九州各地ではじまる全国中学校体育大会。上越市から出場する選手を紹介する。
陸上競技、四種競技に出場する上越教育大学附属中学校の3年生、上野楓さん。
上野さんが出場する四種競技は200m、100mハードル、走り高跳び、砲丸投げの4種目の記録を得点に換算し、合計点を争う競技。
上野さんは、小学5年生まで市内の陸上クラブでハードル競技を専門にやってきた。中学校に入学してから、母親が学生時代にやっていた混成競技に種目を変更した。
「ひとつひとつの種目が未経験で、ぜんぜん記録が出なくてすぐに疲れて嫌だった」と始めた当初をふり返る。しかし仲間にも恵まれ「毎回疲れもあるけど楽しんでできるようになった」と話す。
上野さんは、6月に行われた新潟県四種競技記録会で、標準記録を越え全国大会出場を決めた。新潟県内から女子の四種競技に出場するのは9年ぶり。
県大会優勝 北信越大会では2位
写真提供:上越教育大学附属中
全国大会出場が決まってから4つの大会で優勝や準優勝をするなど、好調をキープしている。現在、各種目の課題を克服するために日々トレーニングに励んでいる。
特に苦手とする砲丸投げでは、投げる瞬間のフォームを改善し、より遠くへ飛ばせるようにトレーニングに励んでいる。
「フィールドの2種目が今まで記録もよくなかったけど、最近は高跳びで安定して飛べるようになった。砲丸では家でも練習して10mは飛ばせるようになった」
「全国大会を目標に頑張ってきたので標準記録を突破して全国に出場できることは嬉しい。四種目全てで自己新記録を出して上位入賞できるように頑張りたい」
上野さんを指導する顧問の渡邉孝弘 教諭は「大会までの残りわずか。技術面で、克服する課題を修正し、全国大会では好記録をとれるように指導していきたい」と話す。
四種競技は熊本県で20日・21日に行われる。
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