2022年05月13日 11:01更新
佐渡看護専門学校で戴帽式が12日(木)に行われ、これから本格的な実習を迎える2年生が、ナースキャップを授与され看護の道へ進む決意を新たにしました。
戴帽式は、看護師を目指す学生が、本格的な実習を前に看護精神の象徴であるナースキャップをかぶることで改めて自覚や意欲を持つことを目的に行われています。今年も新型コロナウイルスの影響で保護者や来賓の参加はありませんでしたが、2年生22人が厳粛な面持ちで式に臨みました。
ナースキャップを授与された学生たちは、責任の重さを感じるとともにこれから始まる実習に向けて気持ちを新たにしているようでした。
その後、挨拶に立った佐藤賢治学校長は「不安がなければ学びの引き金を引くことはできない。実習の中で患者の声をよく聞き、自分の目や耳、手足をフルに使って成長していってほしい」と学生を激励しました。
そして会場の明かりが落とされると点火の儀が行われます。学生はナイチンゲール像のろうそくから自らのろうそくに火を点し看護の精神を受け継ぎます。
式の最後には、医療に携わる者としての心構えを示すナイチンゲール誓詞が読み上げられました。
実習を控えた学生は「コロナ禍で戴帽式を行えない学校もあるなか、今日を迎えられたことを感謝したい。気を引き締めてこれからの実習に臨みたい」と話していました。
戴帽式を終えた2年生は7月から佐渡総合病院での実習に臨みます。
佐渡テレビジョン
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