2022年03月25日 10:57更新
町内会などの自主防災組織で頼りになる防災士が、妙高市で新たに10人が登録されました。
妙高市の防災士として新たに登録されたのは10人です。うちわけは、消防団の分団長を務めた経験がある7人と、自主防災組織などで活動していた3人です。
24日(木)は妙高市役所で、10人のうち3人が西澤副市長から登録証を受取りました。妙高市の防災士は全員で186人になりました。
妙高市防災士会 砂山幸夫会長
「和田地区は関川と矢代川があり、これまで3回、避難所に逃げた。町内で防災士が1人だけでは活動が困難。点から面に向かう活動や計画を」
妙高市の防災士は災害が発生したときに避難所を開き、その運営にあたります。
現在、市内にある125の自主防災組織の8割以上、103か所に防災士がいます。市では100%の配置を目指し、今後も防災士を増やしていく方針です。
一方、アフターコロナに向けインバウンドが増えると思われる赤倉地区では、災害時の対応をどうするかが課題となっています。
赤倉温泉区防災・防犯対策委員会 竹田博文さん
「(赤倉は)外国人の住民も多く、(避難時の)言葉の問題がある。今後インバウンドの観光客がいた場合、住民の何倍もの人口が発生する。避難物資が足りるのかなど、市と相談しながら対応したい」
妙高市の防災担当者は「町内の防災担当者は、年によって変わってしまうが、防災士は一度資格を取得すると変わらないので、継続性が保てる。また、防災士同士の横のつながりもできるので頼もしい」と話していました。
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