2022年03月13日 14:59更新
世界遺産登録を目指す佐渡金銀山の魅力を広く㏚しようと、島内事業者が参加する商品開発プロジェクトの完成報告会が10日(木)に開催されました。
プロジェクトでは、グッズやサービスを通した「佐渡島の金山」の世界遺産登録応援企画として、島内13事業者が参加し、商品開発などに取り組んできました。
商品パッケージなどの統一デザインには、佐渡を代表する伝統芸能「鬼太鼓」と「佐渡を世界遺産に」のロゴマークカラーなどを織り交ぜ、世界遺産登録を祈る鬼たちの舞を表現。統一感を持たせることで佐渡金山の㏚のほか、島内事業者の一体感を創出し、商品の高付加価値化を目指します。
10日に行われた完成報告会には、おみやげ商品などを取り扱う事業者などが招かれ、開発担当者が、商品の紹介や開発の経緯、それに込めた思いなどを紹介しました。
北前船では、鼓童のオンラインストア商品に同封するポストカードに、文化財スポットでの鼓童の動画映像や観光情報サイトにとぶQRコードを記載します。
アクセサリーショップLily(リリー)では、子どもから大人までが身に着けられるお土産として、佐渡の形をしたヘアゴムやピアス、佐渡おけさ、鬼太鼓をイメージしたアクセサリーなどを製作しました。
そのほか、手軽に購入できるお土産用ペーパーグッズ、遊びながら佐渡金山の歴史を学べるすごろくなど、デザインにこだわりつつ、持ち運びやすさなども考慮して開発された様々な商品が並びました。
説明の後には、商品ごとにブースをわけた商談会が開催され、より詳細な商品情報を聞き取りながら商談を進めていました。
おみやげ商品を探す事業者
「統一感のあるデザインで一体的に売り出すコンセプトはいい」
商品開発事業者
「異業種の方と交流しながらいつの方向に向かい、取り組むのは楽しい」
佐渡市地域振興課 産業振興係 小西淳係長
「今後は事業者同士がコラボレーションして新たな商品が生まれることも期待したい」と話します。
佐渡金銀山商品開発プロジェクトで完成した商品は、4月1日から順次販売されるほか、佐渡金銀山に関連するイベントなどでPRされます。
佐渡テレビジョン
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