2022年03月23日 18:06更新
上越市と妙高市のほとんどの小学校で23日(水)、終業式が行われました。この1年コロナ禍で学校行事などが制限された中、妙高市立新井小学校ではオンライン形式での終業式となりました。
23日に終業式が行われた小学校は上越市が38校、妙高市は8校すべてです。
そのうち、妙高市立新井小学校では去年と同じく感染拡大防止のためオンライン形式で行われました。全校児童441人はそれぞれの教室でモニターを通じて、終業式の様子を見守ります。内容も大幅に短縮され、校長先生のあいさつと校歌斉唱のみとなりました。
江口克也校長は3学期を振り返り、感染者が出たために6日間の臨時休校があったこと、また、明後日25日に予定されていた離任式は中止されることなどを説明しました。そのうえで、休み中は病気にかからず、事件、事故に注意するよう呼びかけました。
江口校長
「雪が解けてその下に川が流れていたり、穴が空いているところがあるかもしれない。春休みの生活に気をつけて、楽しい休みを過ごしてほしい」
この後、教室ごとに今年度最後のクラス活動が行われました。
3年生
「6年生と遊んだり、クラス替えがあって友達と仲良くなれた。(春休み)学力テストの結果みて勉強した方がいいので、課題をやりたい」
「サッカーを頑張った。練習をいっぱいしてプロサッカー選手になりたい」
「(新学期)2年生の担任だった先生がいなくなるかもしれないのでさみしい」
新井小学校ではこの2年間、1度も全校集会を開くことができませんでした。江口校長は1日も早く、活動制限がない学校生活を子どもたちに取り戻したいと話しました。
江口校長
「残念ながら臨時休業せざるを得ない状況でも(休み中)子どもたちと担任がタブレットでつながって、課題を提出したり、健康状況を把握したりとICTは今まで以上に子どもたちの身近になった。(教育の)根本には、子どもたちの学びを止めないことがある。将来、思い出として語れるように充実した学びを保障したい」
上越市、妙高市の小学校の新学期は4月6日から順次行われます。
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