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暑い夏に冷たい雪について学ぶ講座

2017年08月02日 16:30更新

雪室や雪冷房など雪エネルギーの活用方法を学ぶ、小中学生を対象にした講座が、2日上越市安塚区などで開かれた。

この講座は、雪を生活に生かしてきた昔ながらの知恵や最新の利活用方法を学んでもらおうと上越市が初めて開催。2日は、雪エネルギーの活用について学ぶ講座が開かれ、市内の親子17人が参加。一行は、浦川原区の月影の郷で雪国の民具を見たあと安塚区和田にある雪室を訪れた。

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この雪室には最大で400トンもの雪を入れることができ、日本酒や野菜、米、肉などが保存されている。説明にあたった雪だるま財団の伊藤さんによると、雪室の中は気温3℃、湿度90%ほどで安定していて、保存されている野菜や肉の味がまろやかになるという。

この後参加者は、屋外でウッドチップをかけて保存してある雪を掘り起し、真夏の雪の感触を楽しんだ。参加者は、「暑いから涼しいところで涼めると思って参加したが雪室は寒かった。」「真夏の雪は不思議。冬の雪より冷たく感じる。」と話していた。

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 一行はこの後、安塚中学校をおとずれ、雪室の雪を使って冷房している様子や雪の結晶を作る実験を見学した。雪だるま財団の伊藤さんは「雪国の子供たちに雪の可能性についてもっと知ってほしい」と話していた。

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この雪エネルギーについて学ぶ講座は、11日 山の日にも開かれる。また、16日と19日には雪が食べ物をおいしくするメカニズムについて学ぶ講座も開かれる。

なお、安塚区の雪室の雪は8月4日~6日の3 日間、上越妙高駅西口前のオクトーバーフェストの会場に運ばれ、滑り台をつくることにもなっている。

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※2017年8月2日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~

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