2017年07月29日 13:33更新
スズキ「ワゴンR」のエンジンを搭載したライトフォーミュラ
世界最小のレーシングフォーミュラカーの乗車体験や、国内外の希少なスポーツカーが展示されるイベントがあす30日まで妙高市で開催されている。
初開催の「妙高ヒルクライム2017」。公道を利用してスーパーカーが走るヒルクライム競技を妙高市で実現させようと有志が計画し、その準備イベントして初開催された。
新井、赤倉温泉、杉ノ原に集結したのは、世界最小のレーシングフォーミュラカー「ライトフォーミュラ」4台と高性能で珍しいスーパーカー約40台。
このうち妙高杉ノ原スキー場の駐車場では「ライトフォーミュラ」や、ゲストとして登場したレーシングカーの「フォーミュラ ハヤブサ」の走行が披露された。駆け付けたファンや子どもたちは写真撮影をしたり、ライトフォーミュラに試乗したり、貴重な体験をしていた。
上越市から訪れた人は「こういうイベントにずっと参加してみたかった。近くで見れて感動。また開催してほしい。規模が大きくなって盛り上がっていけば」と来年以降の開催を熱望していた。
スズキのバイク「ハヤブサ」のエンジンを搭載したレーシングカー「フォーミュラ ハヤブサ」
ドライバーは妙高市出身で、2013全日本ジムカーナ選手権でシリーズ優勝した小川謙輔選手
このイベントのコンセプトは、日本全国からスーパーカーのオーナーをはじめ、富裕層の注目を集め、収益性の高い観光ビジネスモデルを確立しようというもの。また妙高に訪れた子どもたちに、世界レベルの技術を駆使したスーパーカーにふれてもらい、思い出にしてもらおうという狙いもある。
実行委員の坂井真さんは「初めての試み、大会、スタッフ。ここまでこれただけで大感謝。来年度以降は成長して、しっかりとした大会が開催できるようにしたい」と話した。
「妙高ヒルクライム2017」は、あす30日まで赤倉温泉や杉ノ原を会場に開催されている。
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