2022年01月09日 17:01更新
上越市・妙高市の各地で小正月行事のさいの神が行われ、住民が今年一年の無病息災を願いました。
妙高市白山町のさいの神です。白山町では毎年、小学生が町内650世帯をまわり、さいの神で燃やす正月飾りや書初めなどを回収しています。
御神体は、高さ3メートルほどのものが2つ。去年11月に、新井中学校の生徒が手伝ってつくりました。
お昼過ぎ、小雨が降るなか町内の住民200人以上が集まり、御神体に火がつきました。
御神体づくりに参加した中学生
「違う町内に住んでいるが、自分たちが作ったものを見たくて来た」
「中学生になって行事に参加していなかった。知っている人が周りにたくさんいてあたたかい気持ちになった。高校になってもできるだけ参加したい」
今年はコロナ対策で、餅や甘酒の提供はありません。このあとは、残り火で、今年一年の健康と幸せを願いながら餅やスルメを焼き、家に持ち帰りました。
参加した人は「今年は家を建てる。みんな健康で一年過ごせれば」「怪我せず幸せな年にしたい」などと話していました。
町内会長 宮越富士夫さん
「コロナが収束して、町内会でフルに活動したいのが一番。この町内はこれまで大きな災害はない。今年も安寧に暮らせれば」
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