2022年01月12日 08:08更新
「出張!博物館 切り紙展」と題さした切り紙展が佐渡市の両津夷商店街のギャラリーで1月31日(月)まで行われています。
ギャラリーには両津郷土博物館所蔵の資料を中心におよそ50点の切り紙が並びます。
紙で様々な図案を切り出した「切り紙」は、正月飾りなどとして神棚から下げたり鏡餅に敷いたりする縁起物で「袴紙」や「下げ紙」とも呼ばれ古くから親しまれています。
展示品の中には半紙を使い七福神や鶴亀、鯛などのおめでたいものを切り透かした絵柄も。
そのほか、十二支などのお正月らしい絵柄や鬼を描いた佐渡ならではといった作品も飾られています。
今回の展示について佐渡学センターの本間裕徳さんは「デザインの面白さなどを感じてもらうことで切り紙の文化を残していきたい思いがある」と話しています。
さらに、自由に持ち帰り可能な切り紙の見本のプリントも用意されていて、自宅で切り紙にチャレンジすることもできます。
「出張!博物館 切り紙展」は両津商工会向かい 両津夷商店街チャレンジショップ・ギャラリーで1月31日(月)まで開かれています。
また、佐渡博物館では、地域へ提供できるものは地域の中で展示したいという考えから、今後もこのような「出張博物館」の取り組みを続けていきたいとしています。
1月11日(火)と20日(木)に展示作品の入れ替えが行われるほか、23日(日)にはギャラリートークも開催される予定です。
■問い合わせ:佐渡博物館 TEL 0259-52-244
佐渡テレビジョン
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