2021年12月06日 15:41更新
手づくりの発電所できました!
風力や太陽光など、クリーンエネルギーを使ってクリスマスのイルミネーションを灯す試みに、上越市立大手町小学校の6年生が挑戦しました。
イルミネーションを灯したのは、大手町小学校の6年生53人です。色とりどりに光るLEDは全部で1000個、その電源は水力、風力、太陽光など5種類あり、すべてが児童の手作り発電所です。
これは風力発電です。バケツを半分に切り、風車の様に回る仕掛けです。
児童
「メリットはわずかな風でも回すことができる」
これはバイオマス発電です。廃材を燃やす火力発電ですが、森林が二酸化炭素を吸収することから、いわゆるカーボンニュートラルとして二酸化炭素の排出量はプラスマイナスゼロとなります。
児童はこれまで「環境問題」を学ぶ中で「再生可能エネルギー」の可能性を知りました。
児童
「発電の仕組みについてやってみて理解できた」
「私たちは(電気に困らない)便利な生活ができるが、一方で苦しい生活をしている人もいる。発電作りを伝えることで、社会問題が身近になると思った」
保護者
「思ったよりきれいで感動した。自転車の人力発電が印象に残った」
6年生担任 掛健二 教諭
「電気を作る難しさや発電に潜む社会的問題に、子どもたちが気づき始めている。次の活動につなげてほしい」
児童はこの後、今回学んだことをまとめて発表会を開くことにしています。
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