2021年10月23日 14:30更新
上越市と妙高市の蔵元が自慢の酒を提供するミニ越後謙信SAKEまつりが、きょう23日(土)から始まりました。今年は入場制限を設けたうえで2年ぶりとなる試飲も行われ、来場者は上越妙高の地酒を堪能していました。
ミニ越後謙信SAKEまつりは、上越市仲町、百年料亭宇喜世の駐車場を会場に開かれています。上越市と妙高市の14の蔵元のほか、地元飲食店や雑貨店が18店舗参加しています。
去年はオンライン販売のみの開催だったため、ことしは2年ぶりに試飲が行われました。試飲はブースが設けられ、事前に予約した100人が90分間入れ替え制で入場することができます。
試飲することができるのは参加している蔵元と限定酒の車懸を合わせた15種類です。
酒は使い捨てカップで提供
地元から毎年参加している男性は「やっぱり試飲がメイン。あるのと無いのでは全然違う。参加者それぞれが独自にディスタンスとっているから安心して飲める」と話していました。
実行委員会によりますと、事前に予約をした人の約3割は県外からの参加だということです。大阪から参加した男性は「新酒の季節にイベントがあると友人から聞いて初めて参加した。こんなに一同に酒を飲み比べることは普段できないのでとても良い。新潟の酒は飲みごたえがあっておいしい。たくさん買って帰ります。」と話していました。
また、SAKEまつり限定酒の「車懸」の販売ブースには行列ができていました。地元から参加した女性は「毎年かかさず買っているのでことしもゲットしにきた。飲むのが楽しみです。」と話していました。
竹田成典実行委員長は「春から準備してきて、規模は小さくなってしまったが、無事に開催できたことにホッとしている。日本酒はどんなに語っても飲んでみないと味は伝わらない。試飲ができるようになって喜んでもらえたのではないか。来年はまた本町商店街でやりたい。」と笑顔を見せていました。
ミニ越後謙信SAKEまつりはあす24日(日)も百年料亭宇喜世の駐車場で行われます。時間は午前10時~午後4時までです。
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