2021年10月21日 10:00更新
小学生の見守り活動など長年にわたり地域の安全に貢献したとして、上越市の男性2人と1団体が19日、防犯功労者として表彰されました。
表彰されたのは、上越市の小島征一さん、飯田惠輔さんと団体で上越市立戸野目小学校区防犯組合です。
そのうち、小島さんは、平成20年から高志小学校区の通学路で小学生の見守り活動やパトロールに取り組み、平成22年に、特殊詐欺被害防止推進員に任命されました。現在は振込め詐欺防止のチラシ配りに力を入れています。
小島征一さん
「元気なうちは(活動)続けたい。春と秋は不審人物多いのでパトロールを入念にしている」
飯田さんは昭和56年に市の安全指導員となり、平成22年に特殊詐欺被害防止推進員に任命されました。これまで敬老会や防犯教室などで特技のマジックを披露しながら、防犯を呼びかけてきました。
飯田惠輔さん
「(マジックで)漫談風に(呼びかけ)思い出せるようにしている。80歳を過ぎたが、まだまだ防犯について先は長いと感じる」
また、戸野目小学校区防犯組合は、平成18年に結成され、通学路の危険個所や小学生の見守り活動に力を入れてきました。
戸野目小学校区防犯組合 山田晴久さん
「子ども、お年寄り問わず見守りを続けていって、なにかあればその都度、目をつむことが大事」
上越警察署によりますと、今年の特殊詐欺被害は19日までに8件あり、被害総額はおよそ3300万円となっています。
上越警察署 大澤弘 署長
「今回表彰を受けた方、団体以外でも地道に活動をされているところがあるので、連携を深めて安心安全に努めたい」
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