2021年10月19日 10:57更新
地域の新たな交通手段として佐渡市小木地区でカート型電動車「グリーンスローモビリティ」の実証調査がはじまりました。
グリーンスローモビリティ、通称「グリスロ」は時速20キロメートル未満で公道を走行する7人乗りのカート型電動車です。化石燃料を使わず、電気を使用するため環境に優しいのが特徴で、観光客や地域住民の新たな交通手段として期待されています。
調査初日となった10月7日、小木行政サービスセンターでは出発式が行われました。出発式には、関係者や地域住民などおよそ20人が参加し。渡辺竜五 佐渡市長は「島の環境を守りながら、自然や歴史的な街並みをゆっくり感じられるような観光を提供したい。まずは実証から」とあいさつしました。
これは、国交省が自治体向けに推奨している事業で、今回の実証調査には2台のグリスロが導入されました。観光客向けに宿根木や琴浦を周る観光ルートと、地域住民が買い物などのために利用することを想定した市街地ルートをそれぞれ周回します。
式が終わると、第一便のグリスロが、地域住民を乗せて小木行政サービスセンターを出発しました。乗降ポイントで手を挙げることで誰でも無料で乗ることができます。7日から始まった実証調査は10月27日まで行われます。
佐渡テレビジョン
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