2021年10月01日 17:25更新
上越市頸城区で1日から「くびきの灯り~希望にむかって」が始まり、手作りした灯ろうの光が訪れた人の心を和ませています。
「くびきの灯り~希望にむかって」は、ユートピアくびき希望館ではじまりました。このイベントは、頸城区恒例の「頸城の祭典」と「大池まつり」の実行委員会が、コロナ禍で祭りが中止になった代わりに企画しました。
テーマは、地域ぐるみで楽しむこと。会場に並ぶ灯ろうは、全部で200個、すべて子ども会や町内会などが手作りしました。
なかでも、一番の目玉は、1万羽の折り鶴を飾った高さ3mのツリーです。折り鶴は地元の小中学生や福祉施設の利用者など約100人が1か月かけて折り上げました。
紙の裏には、コロナ終息や健康長寿など作った人の願い事が書かれています。
実行委員会の橋本博太さんは「コロナで食事や外出が制限され横のつながりが薄れている。イベントをやることで一体感が生まれてきた」と手ごたえを感じていました。
来場者は会場をまわって、灯ろうやツリーを楽しむことができます。
橋本さんは「ぜひここに来てきてイベントタイトルの『希望にむかって』という思いを深めてほしい」とPRしていました。
「くびきの灯り~希望に向かって」は、ユートピアくびき希望館で、1日から3日まで、時間は夕方5時半から午後9時、最終日のみ午後8時までです。入場は無料です。
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