2021年09月27日 16:54更新
自転車競技BMXの全日本選手権が26日、上越市の金谷山公園にあるBMX場で行われました。大会には、上越市出身でBMXの東京オリンピック代表補欠に選ばれた中井飛馬さんが出場しました。
BMXの全日本選手権が上越市で開かれるのは16年ぶりです。全国から254人が参加して、大会は無観客で行われました。レースは年齢やクラスごとに分かれていて、トップ選手が出場する男子エリートの部には、上越市出身の中井飛馬さんが出場しました。
中井さんは上越市飯出身の21歳、日本体育大学の3年生です。一昨年の全日本選手権で優勝したほか、アメリカなどで海外ツアーを重ね、今年はワールドカップで2戦連続の優勝、23歳以下のシーズンランキングでトップに輝きました。その実績で東京オリンピックの代表補欠にも選ばれました。
26日はあいにくの雨模様でコースが滑りやすい中での競技となりました。中井さんは予選を無事通過し、8人が出場する決勝に進みました。
迎えた決勝中井さんは勢いよくスタートしましたが、隣の選手の転倒に巻き込まれてしまい結果は7位でした。
中井さんはレース後「雨の影響が大きくて本来の走りが全くできず悔しい。こういうところでも勝つ選手はいる。自分の実力を発揮できず、こういう結果で終わってしまったが、調子は良くなっている。これからどういう風に結果が伸びていくか楽しみ。(これからも)応援してくれる人に高いレベルで結果を出すところを見せたい」と話しました。
中井さんは10月トルコで開かれるワールドカップに出場するということです。
このほか、男子エリートの部には上越市出身の池田大暉さんも出場しましたが、決勝へは進めませんでした。
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