2021年09月22日 16:25更新
上越地域ではコシヒカリの収穫がピークを迎え、それに合わせ連日、品質検査が行われています。気になる1等米の比率は9割を超え、去年の8割よりも良い結果に関係者は安堵の表情をみせています。
JAえちご上越によりますと、管内での「コシヒカリ」の品質検査は今月17日時点で、1等米が90.6%、2等米が9.2%でした。昨年度は1等米が79.2%だったことから現時点で今年は11.4ポイント増えています。関係者によりますと、今年は雨で稲が乾かず稲刈りが1週間ほど遅くなったということですが、品質に問題はなく、去年と比べコメの出来は良いということです。
一方、早生品種の「つきあかり」は今月17日現在、1等米が17.6%、2等米が76.6%、「こしいぶき」については1等米が75.1%、2等米が24.2%です。この2品種は1等米比率が去年より低くなりました。
JAえちご上越管内の品質検査は今月初旬から始まり現在、ピークを迎えています。そのうち、上越市柿崎区にあるはまなす支店の倉庫には、農家から持ち込まれたコメ袋が積み上げられています。
検査は来月いっぱい続く予定で、今後、「新之助」や「みずほの輝き」が収穫時期を迎えるということです。
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