2021年09月10日 12:13更新
佐渡で働くことへの関心や、島だからこその魅力を感じてもらおうと、島外の学生向けのインターシップが9月7日から3泊4日のスケジュールで開催されました。
参加したのは、佐渡で働くことに関心を寄せる、県内の学生25人です。インターンシップは「一社集中型」と「さどライフ&ワーク型」の2コースに分かれて行われました。
一社集中型の受け入れ企業のひとつ佐渡潜水株式会社では4人の大学生が参加し、ダイビング体験や機材の点検に取り組みました。
また、魚が集まって漁場を形成する漁礁づくりのための生コンクリート詰めなどの業務も行い、佐渡ならではの自然と密接した仕事を体験しました。
参加した学生は「新潟で働いて活躍したいと考えているので、今回の活動を通して佐渡の海のすばらしさなどを広めていければ良い」と話していました。
一方で、さどライフ&ワーク型のコースには13人の学生が参加しました。9月に佐渡公演を控えた鼓童の稽古の様子を見学したほか、太鼓体験にも挑戦するなど、地域産業やものづくりなどの広い業種や活動の場を巡りました。
福島県出身の学生は「進学のため新潟に来たが、今まで知らなかった佐渡の魅力や良さを感じることができて良かった」と話していました。
最終日に行われた成果発表会では、まずインターシップで学んだことや体験したことを各グループで話し合いました。
そしてグループの代表が、インターンシップに関する感想を学生や企業に向け発表しました。学生は、このインターンシップを通して佐渡で働くことに対する関心を高めていました。
参加した学生のひとりは「佐渡には可能性というものがあるなという印象を受けました」と話していました。
参加した企業は「参加した学生が口を揃えて、『佐渡のファンになりました、また来たい』という声や『佐渡で働く選択肢を一つ加えてみました』という声を聞いて、非常に期待しております」と話していました。
なお佐渡市では、今後もこのようなインターシップを企画していきたいということです。
佐渡テレビジョン
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