2021年08月30日 10:54更新
トキの野生復帰をえさ場づくりの面から支援しようと佐渡市新穂潟上で28日、草刈り作業が行われました。
草刈りをしたのは、トキの水辺づくり協議会の会員など50人ほどです。
トキの水辺づくり協議会では、天王川流域を中心とした自然再生に取り組んでいて、トキの野生復帰をえさ場づくりなどの面から支援するため、水辺の整備や草刈りをしています。
今年度3回目となる一斉草刈りボランティアは「サントリー世界愛鳥基金」からの助成金を活用して実施されました。天王川周辺や放鳥場所の生椿地区など5か所に分かれて活動しました。
当日は朝から天候が崩れ、雨が降るなかでの作業となりましたが、トキのえさ場づくりにつなげようと会員たちは手際よく作業に取り組んでいました。
協議会の会員は「トキのえさが少なくなる時期だからこそ、草刈りをしてえさ場づくりに繋げてトキのためになればいい」と話していました。
なお、「トキの水辺づくり協議会」では、今後もビオトープの整備や環境調査などへ、継続的に取り組んでいくとしています。
佐渡テレビジョン
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