2021年08月03日 17:00更新
全国高校総体、インターハイ男子テニスのシングルスに県立高田高校3年生の横尾健介さんが初出場します。あさって5日の初戦を前に本番への意気込みを聞きました。
横尾健介さんは父と兄の影響で7歳から上越市板倉区のファーストテニスアカデミーでテニスを始めました。6月の県総体では、シングルスで3位となり、初のインターハイの切符をつかみました。
横尾さんは左利きで、トップスピンをかけるフォアハンドが一番の武器です。右利きの相手をバックハンドにさせて、受けの体制に持ち込めば自分のゲームに持ち込めると話します。
ファーストテニスアカデミーの杉澤康一コーチは「(左利きの選手は)県内男子に1~3人いるくらい。相手のバックハンド対自分のフォアハンドという展開を作れるので絶対的有利。サーブの回転も右利きの選手とは逆。サーブ・レシーブが初戦のキーポイント」と話していました。
横尾さんは「サーブならファーストサーブを入れて、リターンならしっかりリターンを返して、そこから自分の展開に持っていけるように工夫していかないといけない」と話します。
インターハイ男子テニスシングルスは長野県松本市で開かれます。横尾さんの初戦はあさって5日です。そこを勝ちあがると、第1シードでことし春の全国高校選抜で優勝した選手と当たります。
横尾さんは「支えてもらったいろんな人に感謝して、悔いの残らないように思い切りプレーしてきたい」と話していました。
横尾さんは、去年夏、腰からくる足の神経痛に悩んだそうですが、普段の生活を見直したり、精神面を強くして、インターハイ出場を決めました。初戦を勝ち抜き、2回戦で第1シードの強敵と当たりたいとガッツを燃やしています。
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