2021年06月28日 14:58更新
新潟県佐渡地域振興局と佐渡市立河崎小学校の児童が15日、久知川で環境調査をおこないました。
環境調査に参加したのは4年生17人です。児童は環境調査を前に、久知河内ホタルの会から「今と昔の久知川について」説明を受け、昔はホタルの名所だったことなど、現在との環境の違いを学びました。
その後は、県の職員などから指導を受けて水質調査をした後、実際に川へ入って生き物調査をしました。
佐渡市両津地区の久知川は、元々水流の落差が大きい箇所があり、魚が生息しにくい環境であったため、佐渡地域振興局が平成16年から魚道整備などを行ってきました。その結果、アユなどの魚をはじめ、現在は多様な生き物が生息するようになりました。
児童は、久知川で育まれた生き物を捕まえ、楽しみながら調査していました。
参加した児童は「久知川には様々な生き物がいるのだと知ることができて楽しい。また調査をしてみたい」と話していました。
佐渡地域振興局では「自然豊かなふるさとの川の環境を児童たちに実感してもらうとともに、川を美しく保つ行動につなげてほしい」と話しています。
佐渡テレビジョン
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