2021年06月28日 17:21更新
外国人留学生を17年間、スキー場に招いて国際交流に貢献したとして、妙高市の佐藤明臣さんが国際ロータリーの最高表彰を受け、6月25日(金)に妙高市の入村市長に報告しました。
妙高市の佐藤明臣さん、70歳です。
佐藤さんは、新井妙高ロータリークラブの会員として、17年前、国内の留学生と交流した際、妙高市にはスキー場があると話したことがきっかけで、以来、毎年、スキー場に留学生を2泊3日で招待、サポートしてきました。
その数は世界50か国、のべ7000人にのぼります。
活動は、佐藤さん自ら、留学生の世話にあたり、スキーだけでなく1年を通して日本の文化体験を提供してきました。
国際ロータリーは、佐藤さんが国際交流に大きく貢献したとして、最高賞の「超我の奉仕賞」に表彰しました。受賞したのは佐藤さんを含む世界の147人です。
この日は、入村市長を訪ね、受賞とこれまでの活動を報告しました。
市長は「佐藤さんの想いがすごい。これが国際的な輪になる。これからもどんどん続けてほしい」と激励しました。
佐藤さんは「自分のできることを積み重ねてやっているだけで、普段と変わらない。(受賞で)多くの留学生がビデオメッセージを寄せてくれて、大変ありがたい。妙高・上越に留学生が永住してくれるような世界になってほしい」と話しています。
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